ランニング中の顔まわりの虫除け対策と、もし虫を食べた場合はどうなるのかについてご紹介します。
初夏から夏、秋にかけて小さな虫の塊に遭遇して、目や口の中に入ってしまうと不快ですよね。
そこで今回は、ランニング時の顔まわりの虫対策について、私の実体験と調査したことをお伝えします。
サングラス、マスク、フェイスカバーで覆う
ハッカ油やアロマで虫除け
前方をよく見て蚊柱をあらかじめ避ける
手で払う
夕方を避ける
水がない場所を走る
ついたらなるべくすぐ払い落とす
虫(ユスリカ)を食べるとアレルギーを引き起こす人もいるので気を付ける

あの小さい虫の大群、避けたいですよね!
蚊柱とも呼ばれる小さな虫の塊の正体は、ユスリカと言います。
ランニングの顔の虫除け対策について詳しくご紹介しますね。
ランニング時の虫除けで顔はどうする?物理的な虫対策
ここからは、について説明しますね。
サングラス・マスク・フェイスカバーで覆う
まずは、物理的に顔まわりを覆うのが虫対策には一番です。
サングラス
スプレーなどが使いにくい目の周りの虫除けには、サングラスがおすすめです。
春から秋のユスリカが出る季節は紫外線も強くなる時期と重なるので、虫からも紫外線からも目を守るためには、サングラスをかけるのが手っ取り早いです。
特に蚊柱が多く発生する夕方は、明るい色のレンズもしくは調光レンズのサングラスをかけると、視界もよりクリアになって走りやすくなりますよ。
そして、走っていると前方からぶつかってくることになる虫をブロックできますよ。
\見た目もスマートに虫除けできる/


マスク・フェイスカバー
口の周りの虫除け対策にはマスクやフェイスカバーが使えます。
フェイスカバーなら首周りまで虫からの接触を避けられますよ。
ただし、時期よっては暑いですし呼吸が苦しくなることもありますので、蚊柱が発生する場所だけ使うのもアリです。
\ランニング中に虫食べたくない!/


ハッカ油やアロマで虫除け
ランニングの時の虫除けとして、ハッカ油やアロマのスプレーも使えます。
ハッカ油
ハッカ油はミントの香りが苦手でなければ1本持っておくと便利です。
肌に直接つけるなら、水で薄めたスプレーにします。
ただ、ランニング中は顔にも汗をかくので、小さなボトルに入れて持っていって付け足した方がいいです。
帽子やサンバイザーのつばになら、原液や濃いめのハッカ油が使えます。
マスクやフェイスカバーにあらかじめスプレーするのもいいですね。
こちらは直接吸い込むことになるので薄めておきましょう。
いずれにしても、いったんは目立たないところで試してシミにならないかは確認した方がいいです。
とりあえず、手持ちのランニングウェアで数回試していますが、洗濯してスッキリ取れています。
\ミントの香りで心地よく虫除けできる/
アロマのスプレー
アロマのボディスプレーなら肌に直接スプレーできます。
ハッカ油と同じように帽子にかけてもいいですし、顔のなるべく近くということでシャツの襟周りに使えます。
使ってみたところ、ハッカ油よりも穏やかな香りです。
いかにも虫除け!という感じでないのは個人的には気に入っていて、弱い肌でも使えています。
香りがなくなったら走りながらでもシュッとひと吹きすると、虫除けができますよ。
\天然の香りで顔に虫を寄せ付けない/


ランニング中は前方をよく見て蚊柱をあらかじめ避ける
ユスリカの蚊柱がランニングコースに現れる場合は、足元ではなく前方を見て走り、ぶつからないように進めるに越したことはないです。
虫自体が見えなくても、前の方を歩いている人の様子などから、虫の塊がいるな・・・と分かることもあります。
避けられなさそうでマスクやフェイスカバーがない時は、口は閉じましょう。
走っていると口呼吸になりがちですが、口を閉じて鼻呼吸できるくらいゆっくりペースで走るというのも一つの対策です。
手で払う
とても原始的な方法です。
口の前で手袋をした手で仰ぐようにパタパタとしてみると、何もないよりは虫の大群を避けられました。
ランニング時の虫除けで顔はどうする?時間帯やコースでできる虫対策
ここからは物理的な対策以外で、ランニングの時間帯やコースでできる虫対策の工夫をご紹介します。
夕方以外の時間帯にランニングをして虫を食べるのを避ける
小さな虫ユスリカの塊が発生しやすい時間帯は夕方です。
初夏から夏の終わりにかけては、昼間が暑すぎるので夕方に河川敷へランニングへ出かけていたのですが、どうりでよくユスリカの蚊柱に遭遇していたのですね。
できれば夕方の河川敷や水たまりがある場所でのランニングは避けた方が虫を食べずすみますよ。
季節でランニングコースを変えてみる
蚊柱を作っているユスリカは成虫で、1年中いますが特に多いのは4月から5月頃と、9月から10月頃です。
なので、この季節は河川敷や水たまりがないコースを走るのも手です。
とはいえ季節によってランニングコースを変えるのも面倒でしたら、早朝に走るなど時間帯の工夫で蚊柱との遭遇を減らしましょう。
ランニング中に虫よけできず顔にくっついたら早めに落としておく
避けきれなかった小さな虫が顔やランニングウェア、ポーチなどについてしまったら、早めに落としておきましょう。
顔は鏡を見ないと分からないのですが、着ているTシャツはランニング中でもパタパタと軽く仰いで落とすことができます。
帽子のツバも軽くトントンと叩くとくっついていたユスリカが落ちてくることがあります。
くれぐれも食べないように気をつけて・・・。
潰してしまうと取れにくくなってしまうので、直接さわらないようにしてくださいね。
ランニング中に虫を食べてしまったらどうなる?
もしランニング中に虫を食べてしまうとどうなるのでしょうか。
ユスリカがアレルゲンになることもあり、喘息などのアレルギーを引き起こすこともあるようです。
やはり体内には入れないように気をつけたいですね。
蚊と見た目は似ていますが、別の昆虫で、ユスリカは血は吸わないです。
ランニング時の虫除けで顔はどうする?虫対策と食べた場合はどうなるかまとめ
河川敷や水たまりがある公園などで、ランニング中に遭遇することがある小さな虫の塊から顔を守る方法をご紹介しました。
サングラス、マスク、フェイスカバーで覆う
ハッカ油やアロマで虫除け
前方をよく見て蚊柱をあらかじめ避ける
手で払う
夕方を避ける
水がない場所を走る
ついたらなるべくすぐ払い落とす
虫(ユスリカ)を食べるとアレルギーを引き起こす人もいるので気を付ける
虫対策をしっかりして、気分も呼吸も楽に走れるといいですね!